2025年1月24日
※12/24開催予定だったが、グッドマンが練習中に左瞼をカットしたため延期された
世界スーパーバンタム級(55.30キロ以下)4団体統一戦
井上 尚弥(4団体統一王者)VSサム・グッドマン(IBF・WBO同級1位)
開催地: 東京・有明アリーナ
配信: Lemino
PFP最強ボクサー井上尚弥の防衛戦。今回の相手に選ばれたのはサム・グッドマン。ボクシングマニア以外はまず知らないだろう。
先に結論を言うと、グッドマンは井上尚弥にとって過去最強の相手だ。ドネアよりもフルトンよりもネリよりも強いと断言する。
グッドマンのことを「バッドマン」「一発がないから勝ち目ない」だとか過小評価したり、理不尽に「井上から逃げてる」だほざいてるしょうもない井上尚弥信者は少し黙れ。
選手情報
井上 尚弥
生年月日: 1993年4月10日 (31歳)
国籍: 日本
異名: Monster(怪物)
プロ戦績: 28戦28勝(25KO)
現世界スーパーバンタム級4団体統一王者
元世界バンタム級4団体統一王者
元WBO世界スーパーフライ級王者、元WBC世界ライトフライ級王者
WBSSバンタム級初代王者
世界4階級制覇王者
身長165cm・リーチ171cm・オーソドックス
過去の対戦相手: 田口良一(⚪️判定3-0)、オマール・ナルバエス(⚪️2RKO)、エマヌエル・ロドリゲス(⚪️2RTKO)、ノニト・ドネア(①⚪️判定3-0 ②⚪️2RTKO)、スティーブン・フルトン(⚪️8RTKO)、マーロン・タパレス(⚪️10RKO)、ルイス・ネリ(⚪️6RTKO)
獲得してきたタイトル、成し遂げた偉業はもはや書き切れない。おそらく日本よりも海外の方が井上尚弥の凄さを理解してるだろう。
ファイトスタイル
説明する必要はないだろう。強すぎてため息が出る。公式のランキングはどうでもいい、現パウンド・フォー・パウンド最強は井上尚弥で間違いない。クロフォード、ウシク、ベテルビエフよりも全然上。
それどころか歴代のパウンド・フォー・パウンドで1位だと言われても納得できるほどの勝ち方をしてきている。
井上尚弥のどこが凄いの?と聞かれたら「逆に凄くないところがないんだよ」と答える。パワー、スピード、コンビネーション、カウンター、ディフェンス、フットワーク、IQ、スタミナ、打たれ強さ全ての能力が満点。
サム・グッドマン
生年月日: 1998年10月10日 (26歳)
国籍: オーストラリア
プロ戦績: 19戦19勝(8KO)
身長169cm ・リーチ169cm ・オーソドックス
過去の対戦相手: TJ・ドヘニー(⚪️判定3-0)、ライース・アリーム(⚪️判定3-0)
ファイトスタイル
基本に忠実な正統派ボクサー。ワンツー主体でシンプルではあるが、パンチの精度と貫通力が高い。
KO率が高くないのは、無理をしてまで倒しに行かない、危険なタイミングでは打たないなどリスク管理を徹底しているからだろう。軽量級のビボルと言えば分かりやすいか。
フルラウンドの戦いに慣れておりスタミナは十分。それに加えて打たれ強い。ドヘニーやアリームといった強打者相手にも一歩も引かず打ち勝った。
注目ポイント
いや〜当ブログでずっと推してきたグッドマンが、ようやくあの井上尚弥と対決する。楽しみすぎる。
ネリやドヘニーのような一発の怖さは無いが、スピードとパンチ精度は断然上。ディフェンス技術もフルトン並。
打たれ強さは階級屈指。ムロジョンよりもポイントを取るのが上手い。
そして何より気持ちが強い。井上尚弥に勝てると本気で思ってる。これが大事。フルトンはこれが足りなかった。
この階級で井上尚弥に勝てる可能性があるのはグッドマンだけだ。
試合解説
↓試合解説・試合結果・感想につきましては観戦後速やかに更新します。
コメント